過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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97:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/17(水) 07:43:17.33 ID:FW+Jr7MZ0
「高畑、それじゃ今日は……」

「お前が顔を出しちまったから、汀の集中力が激減したよ。
これ以上のダイブは無理だな」

「せんせ、手つなご」

汀がゆらゆらと細い、骨ばかりの右腕を伸ばす。

大河内は微笑むと、汀の手を掴んだ。

「私が下まで送っていこう。高畑は看護士を呼んで、
患者の移動をさせてくれ」

圭介は一つため息をついて、
ベッドに横になっている白髪の壮年男性を、横目で見た。

「分かった。汀、大河内先生に失礼のないようにな」


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