過去ログ - ハクオロ「うたわれるゴロー!」 エルルゥ「Season2!」
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30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/21(日) 22:33:03.66 ID:3mPNrYjSO
 ――――

國境を越え、クンネカムン皇都の北東にある『箱庭』を目指すハクオロ達。
馬車の入れぬ森を、徒歩で抜ける。


ハクオロ「……サクヤ、ほ、本当にこの道なんだろうな?」ハァハァ


先頭を歩くハクオロは他の者に比べ、疲労困憊。
眠り続けるクーヤを背負っている所為である。


サクヤ「……あれ? もう少ししたら海に出るはずなんだけど……」ウーン

ヒエン「もしや……」

エルルゥ「……もしかして私達、迷いました?」


箱庭を守る広大な森により、五人は道に迷ったようだ。


ハクオロ「頼む、サクヤだけが頼りなんだ……
      なんとかして場所を思い出してくれ」ペコリ


サクヤ「い、いえいえ! あたしみたいな者に頭を下げないでください!」

    (あーもう! あたしのバカバカ!
     どうしてこんな大事な時にドジしちゃうの!?)

    (念のため、結界だってちゃんと避けて動いてるハズなのにぃ〜!)


 ガサ…

ハクオロ「 ! 」


『シュー……シュー……』


ヒエン「一体、何の音でありましょう……」

エルルゥ「どこかで聞いたことがあるような……アルルゥのイタズラで……」


 ガサガサ… ザザザッ!


彼等の目の前に姿を見せたのは――


大蛇『シャァァァァァァ――!!』


ハクオロ「 」  エルルゥ「 」  クーヤ「スースー…」
ヒエン「 」  サクヤ「 」


大人も容易く丸呑みにしそうな…… 紫色の大蛇だった。


全員「「「うわあああああああああああああ!!!」」」





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