過去ログ - Steins;Stratos -Refine- U
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◆H7NlgNe7hg
[sage saga]
2013/03/01(金) 03:34:34.25 ID:Hb1g5ViGo
……。
…………。
………………。
紅莉栖「おはよー……って、2人だけ?」
トレイに昼食を乗せて紅莉栖が顔を出すと、珍しく食堂の机には岡部と一夏しかいなかった。
他の専用機持ちどころか、生徒の姿すらまばらである。
トーナメント、そしてイヴ前日とあって利用者は激減していた。
岡部「おはようの時間ではないがな」
一夏「ってことは、紅莉栖もこれが朝飯になるのか?」
紅莉栖「最近は睡眠時間がちゃんと取れてなかったからね、久しぶりにたっぷりと取らせて貰ったわ」
椅子を引き岡部の隣へ腰を下ろす。
昨夜は土色だった岡部と一夏の顔色も良くなっていることに紅莉栖は安心した。
岡部「なにやら近頃は忙しなく動いていたようだな」
小さく紅莉栖へ呟く。
紅莉栖「ん。仕事を一つやっつけただけよ」
それに対し、紅莉栖も小声で対応した。
無用な心配はかけさせない。
一夏のお陰で仕事……任務も達成してある。
後は明日のトーナメント終了後に父親を引き取って全てが終了するのだ。
今さら岡部にそれを報告する必要はないと紅莉栖は判断していた。
仮に報告するのだとしたら、トーナメントが終了した後のことだろう。
トーナメント前日に岡部の心を泡立てる必要性は感じ得なかった。
岡部「そうか。無茶だけはするなよ」
紅莉栖「お前もな」
小声でお互いに大事ないと確認する。
それだけで充分だった。
一夏「──ふぅ。ごちそうさま」
岡部「久々にゆっくりと食事がとれた気がするな……」
一夏「全くだ」
食事を済ませ、ゆったりとお茶を胃に流し込む。
至福の一時だった。
紅莉栖「午後からは会長のしごきがあるんでしょう?」
至福の時間をぶち壊すような一声が入る。
一夏と岡部。両名は静かに目を瞑った。
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