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841: ◆H7NlgNe7hg[sage saga]
2013/03/01(金) 03:35:29.54 ID:Hb1g5ViGo

一夏「楯無さんのことだから、午前中……それも早朝から呼ばれるって思ってたんだけどな……」

岡部「なぜ、午後からなどと言う生易しい集合時間なのか。理由がわからない以上、恐ろしさしかない」

 2人共に視線を下に落す。
 一体、なにをやらされるのか不安でならないと顔に出ている。

楯無「んもー。2人ともおねーさんをなんだと思ってるの?」

 毎度の如く神出鬼没で現れる生徒会長。
 楯無の手にはしっかりと湯のみが握られ、先ほどからここに居ましたが? と言った面持ちで茶を啜っている。

一夏「楯無さん……」

 すでに恒例になった楯無の突然登場。
 もはや驚きはない、この女はこう言ったものなのだと皆が把握している。

楯無「一夏くんも、倫ちゃんもそんなに身構えなくってもだいじょーぶ」

一夏「はあ……」

 と言われても相手は楯無。
 大丈夫な訳がない。

楯無「おねーさん信用ないなぁ」

 表情から一夏と岡部の思考を読み取る。
 それは怯えのような色を孕んでいた。

楯無「今日は禅を組みます。瞑想ってヤツね♪」

一夏「めい──」

岡部「──そう?」

紅莉栖「(はー、お茶が美味しい)」

 お茶を飲む紅莉栖に、首を傾げる2人。。
 最後の締めだと実戦&実戦。実戦の嵐になると震えていた。

 けれど、楯無から出た言葉は座禅。全く予期していなかった言葉だった為にめんをくらってしまった。

楯無「そっ。トーナメント前日に体を酷使するのはナンセンス」

 そう言って扇子を広げる。
 「これは扇子」と言いたげな表情を無視して一夏が疑問を投げかけた。

一夏「けど、大丈夫なんですか?」

 ギャグに対するツッコミを放棄した一夏に少しだけムッとしつつも、楯無は一夏の疑問を解消した。

楯無「一夏くんも倫ちゃんも、この一週間本当に頑張ったわ」

 おねーさん見てたもの。と付け加える。
 練習時、楯無の姿を見たものはいないが彼女が言うのならそうなのだろう。

 一夏も岡部もその言葉に反論はなかった。

楯無「肉体の酷使は終了。後は、今日一日を使って心を整えるの」

 そう言って楯無は湯のみに入ったお茶を飲み干した。
 1時間の食休憩を取った後に畳道場へ集合。

 楯無を含む4人はゆったりと1時間の食後休憩を食堂で過ごした。
 


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