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932: ◆H7NlgNe7hg[sage saga]
2013/03/09(土) 13:51:28.21 ID:oqiTbErRo



イーリス「ふはぁ……あの爺は苦手だ」

ナターシャ「イーリ。口は慎みなさい、あんなのでも一応は上官よ」

イーリス「ナタルよ……お前も何気に酷いこと言ってねぇ?」

 ピットに戻った矢先にコレである。
 彼女らにとって、ファーガソンは敬える上官ではなかった。

フォルテ「けど、おかしいッスよ。岡部くんがテロ行為なんてするはずが無いッス……」

 不貞腐れた顔でフォルテが呟く。
 任務に納得がいっていないようであった。

ダリル「任務に私情を挟むと死ぬぞ。それに岡部と決まった訳でもねーだろうがよ……」

 ダリル、フォルテ。
 両名はあの日、12月24日の凄惨な事件を控え室のモニターで見ることしか出来なかった。

 どれだけ攻撃しても打ち破れぬシールド。
 絶望の咆哮をあげた岡部の声を、今でも記憶している。

イーリス「そう言や、お前等同級生なんだってな。どうだったんだよ、その岡部ってのは」

フォルテ「変わってるけど……良い人だったッス」

ナターシャ「でも、その岡部って人だと確定した訳じゃないわ。気をしっかり持って、ね?」

 優しくフォルテの両肩を持ち慰める。
 ナターシャは実質、この小隊を纏め上げるリーダー格の人物であった。

 実力ではイーリスにこそ叶わないが、兵隊に必要なのは突出した力ではない。
 ワンマンアーミーは早死にする。

 連携プレイこそが、生還するための鍵なのだ。
 そしてこの小隊でその鍵を握るのが彼女“ナターシャ・ファイルス”であった。

イーリス「よっしゃ! それじゃぁ……王子様のご尊顔を賜りに行くとすっか!!」

ナターシャ「だから、決まった訳じゃないでしょう……」

 米国最強と唄われた4人組が動く。
 この戦いは、後に歴史を動かす一戦となる。
 
 ミッドウェー海戦が開幕した。
 


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