過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」睦月「その12」【鶴賀】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」睦月「その12」【鶴賀】

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53:モモたん ◆tXdh2WZ0lM[saga]
2012/10/22(月) 01:43:48.42 ID:y2BEJ1qN0
～露出モモ～

京太郎「……本当にやるのか？」

茂みで囲まれた中、そこで俺たちは話し合っていた。

桃子「やれっていったのは京ちゃんっす」

京太郎「いや……あれは冗談で……」

桃子「でも、罰ゲームは絶対っすよ？」

京太郎「……や、流石にさ」

桃子「大丈夫っす、どうせ私の姿なんて見えないっす！」

京太郎「そういう問題じゃねぇよ」

桃子「そういう問題っすよ……第一京ちゃんも見たかったから、冗談でもそういってみたんじゃないっすか？」

京太郎「ぐ……」

……まあ。

確かにちょっとした欲望はあったけれども。

京太郎「……だからといって、なぁ……？」

桃子「もう遅いっすよ」

桃子「準備だって出来てるっすから」

京太郎「……今からでも遅くないから」

桃子「それじゃ、言ってくるっす！」

京太郎「聞けよ！」

と、コートを着たモモは走って茂みの外へ出た。

キョロキョロと右を見て、左を見て。

……そして、彼女はそのコートのボタンを一個一個艶めかしくはずし。

……ば、と俺に向けて、そのコートを開いた。

その先に見えるのは白い肌。

……彼女は何も着ていない。

ポケットの中から携帯を取り出し、ピ、と俺にかけた。

桃子「……ふふ、どうっすか？」

京太郎「どうじゃねぇよ、さっさと戻って来いって！」

桃子「1分の約束っすよ？」

京太郎「そんな約束どうでもいいから！」

桃子「……でも」

桃子「京ちゃんの京ちゃんは正直っすね」

京太郎「……なんで見えるんだよ」

桃子「勘だったっすが、図星っすか、くす」

確かに俺の愚息は正直だった。

敬礼してるんじゃねぇこのやろう。

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