過去ログ - 「パネェっす!上条さん」
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166:第13巻[sage saga]
2012/11/17(土) 17:29:33.45 ID:B40aSgmDO

〜とある爆心地〜

土砂降りの雨が更に強まった学園都市

爆心地に辿りついた上条が目にしたのは

数十メートル先でコチラを睨む、拳王 木原数多。

爆心地の中央で巨大な翼を生やした風斬氷華。

そして雨に濡れた大地にしずむ、一方通行の姿だった

木原「この瞬間を待ちわびたぞ、上条当麻よ」

上条「……」

木原「さあ、神をも殺す力とやらを、この拳王に見せてみよ!!!」

┣"ゴォン!! と、もの凄い轟音が響いた。

木原「むうぅおお!!」

それは、さきほど一方通行がずらした自転が元に戻った音だった

神浄「そっか…、そんなつまんねえ理由で一方通行を苦しめたのか…」

そして、大地が震えは激しさを増し、それに呼応するように上条の体から幻想力が溢れ出す!!

神上「そして、風斬をこんな風にしたのもテメェだったよなぁぁ!!!」

木原「ぬうぅぅ! 食らえ、木原神拳奥義! 数多奔烈!!」

木原は両腕に闘気を限界まで込め、最強の奥義を神上へ向かい放つ!!

木原「………な…にが」

しかし…その両腕からは最強の奥義が放たれる事は無かった

神上「幻想神技…『無想幻生』……テメェの力は全て、『無力』と化す」

木原「ぬぅぅお…おぉおおおおおお!!!」

木原は右拳を硬く硬く握り締め、神上へ向かいその剛拳を放つ!

木原「死ねェ小僧ォォ!」

その剛拳を神上の顔へ叩き込むと! ぽふ、と全く力の無い音が鳴った


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