過去ログ - 「パネェっす!上条さん」
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323:第16巻[sage saga]
2012/12/27(木) 21:48:56.36 ID:DJpQOnGDO

――

上条は小さく頷くと、あの時に何があったのかを語りだした

上条「事の始まりはカクカクシカジカ…ゲンゲン…コロコロ…ソゲ!ソゲブンブン!!……あの時に俺が止めていればフレンダは…ッ!!」

顔を俯け、歯を食いしばる上条

悔しさのあまり力が入り、両手に持つ松葉杖の取っ手をいつの間にか握り潰してしまっていた。

彼の拳からは血の雫が、まるで涙のようにポタポタとしたたり落ちる

ギュッ

上条「?…沈利姉ちゃん」

麦野「ごめんね、当麻…辛かったわね」ナデナデ

上条「いや、謝まらなきゃいけないのは俺の方だよ…フレンダを守れなくて…無力で」

ギュッ

滝壷「それは違うよ、かみじょう」

上条「理后姉ちゃん」

滝壷「ふれんだはきっと、あっくあから守りたかったんだよ。…『大好きなお兄ちゃん』をね」

上条「……そっか」

ギュッ

絹旗「お兄ちゃん元気出して下さい。今日は超特別に超美少女であるこの私が窒素装甲で包んであげますから」ギューー

上条「最愛……それにみんなも、ありがとな」ニコ

絹旗「えへへ」///

禁書(? そういえばこの人達誰なのかな? とうまの知り合い?)ボソボソ

ステイル(さあ、上条さんはパないからね。噂では下は0歳の幼女、上は80歳以上の老婆にまで好意を持たれているらしいよ)ボソボソ

アウレオルス(愕然…最愛ちゃんの可愛さにマジ愕然)ブス…ブス

ダミー(慨然! 最愛ちゃんが上条さんに…くそっマジ慨然!!)ゴン!ゴン!


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