過去ログ - 「パネェっす!上条さん」
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325:第16巻[sage saga]
2012/12/27(木) 21:55:24.82 ID:DJpQOnGDO

〜第22学区・鉄橋〜

深夜3時…第22学区第3層にある鉄橋では、既に天草式とアックアとの戦闘が始まっていた

アックア「ふん!」

大地を軽々と叩き割りそうなアックアのメイス

五和「……くっ!!」

しかし五和の槍が応じた。様々な術式で肉体を補強し、聖人の動きについていくための努力を重ねているのだろう

一撃、二撃、三撃と、アックアに対して半テンポほど遅れる挙動で、かろうじて五和は攻撃を弾き返している

アックア「良い動きである」

アックアは高速でメイスを降るいながら、素直に敵を称賛した

アックア「しかし良いのであるか。徐々にリズムが遅れているようであるが」

五和「ッ!!」

アックアが息を吸い、さらに強力に踏み込もうとした時、五和が動いた

彼女は前に出たのではなく、アックアの攻撃から逃れるように、思い切り後ろへ下がったのだ

ほんの数メートルのなけなしの逃避。

アックア「……ふん」

アックアはつまらなそうに息を漏らし、とどめを刺すべく前へ。

空気を引き裂き、ジェット戦闘機のような速度で飛び込もうとしたアックアは

五和「……」ニヤリ

ガクン!! と。

その動きが何かに縫い止められるように停止した


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