326:第16巻[sage saga]
2012/12/27(木) 21:56:37.46 ID:DJpQOnGDO
――
アックア「な……っ!」
アックアは驚いて自分の足元に目をやると
諫早「…スキだらけじゃ」
天草式の諫早が、アックアの足にしがみついていたのだ!!
諫早「奥義…影縫い」
ドスッ!! と諫早が自分の武器である刀をアックアの足の甲に突き刺す
アックア「むぅっ!!!」
諫早「五和しゃん!!」
五和「ふっ!!」
言うと、諫早は素早くその場を退く。そして、入れ替わるように地面に縫い付けられたアックアに向けて、五和の槍が容赦なく突き入れられた
ここに来てようやく放たれた雷光の速度の反撃!
アックア「くっ!? おおおおお!!」
アックアは足の甲を貫通した刀を強引に引き抜き、そのまま目前に迫った槍に打ち合わせる…と
五和「……」ニヤ
海軍用船上槍の刃先にある『冷たい夜気』を利用して作り上げた術式を一気に発動し――そして起爆した
スバァ!! と閃光が吹き荒れ、爆風が直撃したアックアは衝撃で大きくよろめき、2,3歩後ろへ後退…しかし
もうもうと立ち込める粉塵を目隠しに。突如、彼の頭上から、轟!! と装飾剣が振り下ろされた!
アックア「!!?」
ガギィン!! と装飾剣が地面にぶつかり、辺りに金属音が響き渡る
そこに、先程までいたはずアックアの姿はない
浦上「チッ!! 五和、上!」
浦上の声を合図に、周囲に散らばっていた天草式が動く
五和「はい! みんな今こそ『本命』を!!」チャキ
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