364:第16巻[sage saga]
2013/01/18(金) 21:37:16.48 ID:AvdhNV/DO
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あらかじめ配置された無数のワイヤーが防護の陣を築き、神裂自身が魔力を通し、その鉄槌を防ごうとする。
だが足りない。アックアの一撃はBIG BANG…神裂の『GOD Split Wireless』ではあの威力を防ぐことなど『月詠小萌先生』が『エイワスの一撃』に堪えるくらい不可能!!
アックア「時に、神に直訴するこの力。慈悲に包まれ天へと昇れぇぇぇい!!」
ドゴォン!! 第3階層の天井の崩壊と同時にアックアが超加速した
莫大な速度で、一直線に落下するアックア。夜景の光を浴びたゴボウが青白い尾を引いていた。
直にそれを受けた神裂だから分かる。あれをもう一発受ければ命はない。神裂はおろか周辺にいる天草式の全員が殲滅されてしまう
神裂(頼みの綱は――ッ!?)
歯噛みする神裂の前で五和が槍を構えた。『聖人崩し』しかし術式の下準備が終わっていない。このままでは間に合わない
神裂(諦めて……)
破壊の塊と化するアックアの一撃が神裂の防護術式を容赦なく食い破り…そして
神裂(諦めて、たまるか!!)
アックア「我が全身全霊の一撃! アックアルマゲドォォン!!」
― ―
光が吹き荒れた
神裂火織の目が、耳が、鼻が、舌が、肌が、全ての感覚が消えてなくなった
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