過去ログ - 「パネェっす!上条さん」
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365:第16巻[sage saga]
2013/01/18(金) 21:38:32.82 ID:AvdhNV/DO

――

破壊

そのたった二文字の単語すら、理解できなかった

神裂(………)

五感が死んでいる。あるのは白。瓦礫の吹き飛ぶ音も、吹きすさぶ衝撃波も、舞い上がる粉塵も、鉄臭い匂いも、何かの潰れる感触も、何もかもが脳まで入ってこない

神裂(……、っ?)

そして神裂は気付く

少しずつだが、五感は戻りつつある事実に!

失われたのではなく、回復しつつあるという事は……。

神裂「ま、さか!」

五感が戻る。自分の言葉が耳に入り、それをきっかけにするように、全ての感覚が息を吹き返した

そして神裂の目に映る一人の少年…

上条「……」

上条当麻がアックアの魔術攻撃を正面から押さえつけ、握り潰すような勢いでゴボウを掴んでいた!

アックア「な……にッ!!」

上条「幻想衝撃……」

驚愕するアックア。上条は右手に力を込めゴボウを握り潰すと…

上条「……」

そのまま、力尽きたようにアックアのいる方向へ前のめりに倒れ込んだ

いや、違う

上条は一撃を放つために骨折した足で地面を踏み締め、体の軸を固定したのだ!!

上条「イマジン・インパクトォォ!!」

掛け声と共に勢い良く放たれた右拳がアックアの腹の中心に突き刺さり、┣"ォン!! と言う重低音が学園都市中に響いた


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