393:第17巻[sage saga]
2013/01/29(火) 23:29:21.38 ID:8xfbU0jDO
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トントンジュージュージャッジャッジャと、手際良く料理を進める上条
すると家の電話がプルルルルと着信音を発した
緊急の連絡網かも……と思った上条は料理を中断し、電話の受話器を掴む
上条「はい、上条です」
土御門『にゃー。カミやん、長話するけど今は大丈夫かにゃー』
上条「はぁ。隣に済んでるのに何で電話使ってんだよ? てか今夕飯作っててあんまり長話に付き合ってられねえんだけど」
土御門『そうかー。それは申し訳なかったにゃー。じゃあ用件だけを手短に話すかぜい』
土御門『今からイギリス行ってこい』ブッ
上条「…………は?おい土御か…」
土御門からの連絡が途切れたと同時に上条の耳に鉄パイプが地面に落ちるような、カコーンという甲高い音が聞こえてきた。
どうやら隣の部屋のスペースからベランダに何かを投げ込まれたらしい
上条(あれ…は!! 吸引性の昏倒ガス!?)バッ
気づき慌てて口を塞いだ上条。しかし、部屋全体に充満する昏倒ガス
すると、コタツの上であぐらをかいていた獣王が静かに立ち上がった
スフィンクス「ハッ…人間風情が小癪なマネを。この獣王が部屋に充満するガスを全て吹き飛ばしてくれるわァ!!」バッ
獣王が吠えると、全てのガスを吹き飛ばすために大きく息を吸い、
スフィンクス「」バタン
そのまま昏倒した
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