過去ログ - 「パネェっす!上条さん」
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61:第5話[sage saga]
2012/10/28(日) 21:24:03.41 ID:KXvGs7LDO

〜とあるビルの屋上〜


屋上へ入った瞬間、上条は『何か』に気づいた

全裸の状態のまま、全身をロープで縛られた男が顔をくしゃくしゃにして涙でいっぱいになっていた


闇咲「うぉぉぉん! おぉぉぉぉぉぉぉん!!」


闇咲「きっかんもぉぉぉぉん! あいっちゃきかんもぉぉぉぉん! あんなんかてぇんもぉん!!」

上条「……」

その大男は、興奮していて全身の血管が皮膚上に浮かび上がっていた。

雨に打たれたようにびっしょりと汗に濡れていて、閉じた両目からは大粒の涙が頬を伝い、両鼻からは大量の鼻水が滝のように流れていた

上条は名も知らぬ魔術師に近づき、右手でロープに触れると頑丈に縛られていたはず拘束はアッサリと解けた

闇咲「ふぉん?」///

上条「大丈夫か? アイツラから話は聞いたよ。ついさっき呪いを解除してきてやったから、早く会いに行ってやれ」ニコ

闇咲「!!! それは…本当の弦か…」

上条「ああ…お前に会いたがってたぞ」


闇咲「感謝の弦、少年よ。この借りは…いずれ」


闇咲は立ち上がり、駆け出した。今の彼は誰にも止められない!


上条「彼女さんと幸せにな、闇咲」


この後、闇咲逢魔は途中で鉢合わせた風紀委員白井の手により逮捕された


第5巻

〜完〜


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