過去ログ - ハルヒ「ブギーポップを探すわよ!」
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35: ◆qXEKQweJllf.[saga]
2012/11/12(月) 23:39:00.18 ID:z4yA4tnbo
「僕が死んだらその時は機関もその組織も世界の裏というものが吹っ飛ぶくらいの核爆弾を僕は所持してますから、僕が抗争に巻き込まれて死ぬことはあり得ませんよ」
さらっと、また恐ろしいことを言いやがった。
“友人同士が普通に話している”という風な体裁が崩れぬ不自然なリアクションを起こさなかったのは褒めてもらいたいくらいだ。
そして落ち着こうとジュースを飲もうとするが、もう空であった。
「おや?飲み干してしまったようですね。
涼宮さんたちはまだかかりそうですしもう一本のみますか? 奢りますよ」
全てを見透かしたように小銭を自販機に突っ込んだ。
「ご馳走になろうかね」
悪いな、と一瞬思ったがむしろいつもご馳走してるのは俺のほうなので遠慮する必要などないのだったと思い直す。
「んで?」
そしてそんな過去が無くとも友人が気まぐれにジュースを奢ってくれる。
ごくごくありふれた学生の日常だ。
サンキューサンキュー、などと言いながら遠慮する必要などないのだ。
だってそうだろう?
古泉がどう思ってるかは知らないが、俺はこいつを親友だと思っているんだ。
最低限の礼儀さえあれば友達に遠慮するなんて無粋な事なんだ。
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