過去ログ - ハルヒ「ブギーポップを探すわよ!」
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37: ◆qXEKQweJllf.[saga]
2012/11/12(月) 23:42:07.95 ID:z4yA4tnbo

「……あなたとはやってられませんね。
機関ももうSOS団へ援助をする事はないでしょう。
そして我々機関が手を引けば、あなたたちは終わりだ」

顔をあげ、監視者に口元が見えるようにしてから古泉は喋り出した。
そしてそれは、もちろん演技だ。
それも、表向きは涼宮ハルヒがSOS団の核だが裏で牛耳ってるのは機関だと思わせる演技だ。

――そんな……そんな演技に乗るわけねぇだろクソ野郎。

「……そうかい、んじゃ勝手にしろ。
俺も勝手にやらせてもらう」

古泉は俺が期待通りの演技をしてくれたと思ったのだろう。
少しだけ安心したような色が顔にでた。

しかし、宣言は二回目になるがそんな演技に乗るわけがない。

「言っとくが俺は機関を潰すカードくらいは用意してあるぜ?」

演技ではない本気の驚愕が見てとれた。
ザマァミロと、俺は笑う。

「俺が欲しいのはお前じゃない、機関の力だ。
お前が俺とはやってらんないと言うんならお前を消すだけだ。
さぁ、どうする?」

「……ただの人間のあなたに……機関を潰すなど出来るわけがありません。
ハッタリでしょう?」

だんだんと目には怒気が宿っていく。
本気で怒っているようだ。
古泉は演技がうまいんだな、とあとで茶化したらどんな反応をするだろうか。


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