過去ログ - 唯「1日遅れのハロウィンマジック」
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/11/01(木) 00:31:16.94 ID:iXfwaJquo
期待


7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/11/01(木) 01:57:02.76 ID:O9dM4mN/P
これは縦書で読みたくなるSS


8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/11/01(木) 11:51:49.05 ID:8utWAr6+0
平沢もあるぞ


9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空)
2012/11/01(木) 22:17:36.54 ID:WaI6xSPDo

その光景はすごく懐かしいものだった。
今はもちろんあの時でさえ。
なんでかなあ。
その場所に行った時はわたしはまだ小学生1、2年生くらいで懐かしさなんていう感覚には馴染みがなくてよくわからなかったんだけど、今思えばそれは懐かしさ以外のなにものでもなかったんだ。
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空)[sage]
2012/11/01(木) 22:18:04.98 ID:WaI6xSPDo

かぼちゃ頭の女の子はわたしの手を引いて急いで駆けてく。
そんなに急がなくても逃げないよってわたしは言った。
ちょうどこんなふうに。
かぼちゃさんいそぐところんじゃうころんじゃうよころぶといたいよ。
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空)[sage]
2012/11/01(木) 22:18:33.82 ID:WaI6xSPDo

ゆい「なまえ、なんていうの」

かぼちゃ「かえしてよぉかえしてください」

以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空)[sage]
2012/11/01(木) 22:19:01.15 ID:WaI6xSPDo

あずさちゃんはわたしから受け取ったかぼちゃを顔にかぶせた。
かわいい顔が隠れてちょっと残念。
彼女のかぼちゃは普通の楕円形じゃなくて、ちょうど右上と左上が三角に出っ張っていて猫の耳のようになっていたので、だからわたしは、あずにゃんって彼女に名前をつけた。
あずにゃんはわたしの手をまた引いて、どこかへ連れて行こうとする。
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空)[sage]
2012/11/01(木) 22:19:28.93 ID:WaI6xSPDo

あずさ「むむむ……もうおこったです」

ゆい「あ」

以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空)[sage]
2012/11/01(木) 22:19:58.04 ID:WaI6xSPDo

あずさ「ふぁ……やめてくださいよぉ」

ゆい「えへー、あずにゃんとおそろいおそろいっ」

以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空)[sage]
2012/11/01(木) 22:21:34.78 ID:WaI6xSPDo

そんなことしているから、あずにゃんがわたしを連れて行こうとした場所にたどり着くまでにはすごく時間がかかった。
空はピンク色から深い緑色に変わっていって、不思議な光の模様を映しだした。
何本かの白い光の線がうにょうにょと形を変えながら、ひとつの謎めいた記号を創りだす。

以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空)[sage]
2012/11/01(木) 22:22:02.32 ID:WaI6xSPDo

あずにゃんがわたしを連れてきたのは小さな灯台で、そこに登るとずっと遠くまで広がる海のような草原が見えた。
草むらの上で何か光るいくつもの点が見える。
赤、青、黄色、白、紫……カラフルに。

以下略



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