過去ログ - 【咲:安価】京太郎「……家が無い」ゆみ「その14だな」【鶴賀】
↓
1-
覧
板
20
28
:
◆tXdh2WZ0lM
[saga]
2012/11/01(木) 01:22:09.60 ID:hgG0KR0Q0
〜むっきーとスキー〜
睦月「……高いな」
京太郎「そりゃ、スキーですから」
睦月「傾斜がすごいな」
京太郎「そりゃ、スキーですから」
睦月「……ついでに寒いな」
京太郎「そりゃ、スキーですから」
睦月「三重苦だ、辛い、仕方ない、帰ろう」
京太郎「ここまで来ておいて帰れるわけないでしょう」
リフトに乗って、頂点まで来てこの台詞。
……しかも初心者コースだからそこまでひどい傾斜でも高さでもないはずだ。
京太郎「第一、スキーしたいっていったの睦月さんじゃないですか」
睦月「わ……私は……」
睦月「……す、きやきが食べたいっていったつもりで――」
京太郎「俺はそこまで難聴じゃないですよ!」
睦月「……いや、だってほら」
睦月「テレビとかだとみんな華麗に、楽しそうにすべっているから、楽しいかな……って」
京太郎「楽しいですよ?」
睦月「楽しめないって、こんな景色じゃ」
京太郎「こんな景色だからこそ楽しめるんじゃないですか」
京太郎「……まあ、騙されたと思って一回すべってみてくださいって」
京太郎「えっと……ブレーキの仕方はわかってますよね?」
睦月「うむ……足をこうして……」
京太郎「ああ、そうですそうです」
京太郎「どうしても止まれないならもう体を転がしてこけてください」
睦月「……う、うむ」
京太郎「それじゃ、俺も隣を走りますんで、せーので行きましょう、せーので」
睦月「わ、わかった」
京太郎「それじゃ、せーのっ」
睦月「……っ!」
一緒に滑り出す。
板をハの字にまげてゆっくりめのスピードで――
睦月「うわぁあぁああぁあぁぁあぁああぁ!?}
何の話を聞いていたのか、睦月先輩は板を真っ直ぐにして直滑降して言った。
人があまりいなくてよかった、とまっさきに思った。
京太郎「……流石に追いつけないよな」
どうにか、俺の言ったことを思い出してくれることを願うばかりである。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
1002Res/292.18 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 【咲:安価】京太郎「……家が無い」ゆみ「その14だな」【鶴賀】 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1351695525/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice