過去ログ - 俺の妹がこんなに可愛いわけがないSSスレ Part.14
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957:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/12(金) 15:32:37.62 ID:5NxbhWJv0
言いたいことはもうないとばかりに黒猫はそのまま立ち去ろうとする。
「ちょ、黒猫!」
「なにかしら」
「また、また俺たちで、沙織と桐乃と4人で集まれるよな!?」
これはどうしても確認しておきたかった。
以下略



958:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/12(金) 15:41:28.45 ID:5NxbhWJv0
黒猫との話合いから帰宅後、俺は携帯でメールを作成していた。
昨日のように悩むこともあるまい。
もう黒猫には話を付けたし、この勢いのままもう1人とのケリもつけちまおう。
『明日の昼12時に、いつもの公園に来てくれないか』
「送信っと」
以下略



959:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/12(金) 15:45:33.96 ID:5NxbhWJv0
「すみませんお兄さん、遅れてしまいまして」
そういってあやせは小走りにこちらに駆け寄ってくる。
アウターは真っ白なダッフルコート、
下は膝丈の真赤なプリーツスカートに黒のニーハイのレースアップブーツ。
首元には上品なライトグレーのマフラー。
以下略



960:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/12(金) 15:53:00.57 ID:5NxbhWJv0
「それでお兄さん。今日呼び出したのは?」
「ああ。先日の告白の返事をしにきた」
「…そうですか」
あやせも勿論そのことを覚悟していたのだろう。
さほど動揺は見られない。
以下略



961:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/12(金) 15:58:35.18 ID:5NxbhWJv0
「俺さ、あやせのことを真剣に考えたんだ。そしたらさ」
『私はあなたの妹の代用品ではないわ。莫迦にしないで頂戴』
はっ、確かにその通りだ。
ここにきて黒猫の言葉が効いてくるなんて、これもあいつの呪いなのかね。
いや、違うな。これは別にあいつのせいじゃねえ。
以下略



962:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/12(金) 16:03:52.18 ID:5NxbhWJv0
「まず1つ目の理由は、お前が桐乃の友達だったからだ」
「友達だから?」
「そうだ。お前も、桐乃と一緒で俺とは3つ歳が離れてるだろ。
だから俺の中では妹っていうポジションに座るのにそれほど違和感はなかったんだよ」
「でも、お兄さんより年下なら皆お兄さんの妹であっても違和感はないですよね?」
以下略



963:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/12(金) 16:08:41.86 ID:5NxbhWJv0
「あやせももう知ってるだろうけどさ。
俺と桐乃って3年前くらいに喧嘩しちまって全然喋らないくらい仲が悪くなっちまったんだよ」
「それは…はい、知ってます」
「そんでさ、あやせと初めて会ったのは去年の7月くらいだったよな。
そん時くらいから丁度妹と話すようになったんだよ。
以下略



964:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/12(金) 16:15:27.06 ID:5NxbhWJv0
「でもお兄さん、私に
けっ…結婚してくれ、とか大好きって言ったり。
いっつもエッチなリアクションばかりしていたじゃないですか」

確かにそうだ。俺はこいつに会うたびに気のあるリアクションをしていたな。
以下略



965:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/12(金) 16:20:50.77 ID:5NxbhWJv0
本当は「妹みたいにしか見ていない!」でケリを付けたかったんだが…

「お前だってそうじゃないのか?」
「私はっ!私は今までお兄さんにエッチな冗談なんてしていません!」
「そうじゃなくてよ、『お兄さん』だよ」
以下略



966:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/12(金) 16:24:19.76 ID:5NxbhWJv0
まあ屁理屈っちゃあ屁理屈だわな。

でもよ、本当にあやせが俺のことを男として好きにしろ、
ちょっとは兄に対する憧れみたいなもんが混じっちまってる気がするんだ。
桐乃もあやせもしっかりしてるし、
以下略



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