過去ログ - まどか「この世でたった一人の、魔法少女に…なっちゃった…」
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101:ひな助 ◆Ui8SfUmIUc[saga]
2012/12/09(日) 12:29:47.71 ID:FYp+o6QY0
さやか『まどか!こっち!』

突然消火器の煙がほむらちゃんを包み込んだと思ったら、さやかちゃんがわたしの手を引っ張って行く。
待ちなさい、とほむらちゃんの叫びが聞こえてくる。
わたしは、そんなほむらちゃんを振り返らずに、走ってしまった。

???『sihjoifdskljoslkj』 ???『poipme;awklm;zs』 ???『aetiuewlkznf,ewa:;』

綿にヒゲをつけた変な生き物たちがぬっと現れ、わたしとさやかちゃんを囲む。
さやかちゃんは青ざめて震えて、わたしをぎゅっと抱きしめた。
わたしも、怖くて膝が笑っていた。

まどか『あ…あ……』

声が掠れて、息がつまる。 酸素がうまく入ってこない。
ひゅうひゅう、と嫌な呼吸がわたしの喉か ら聞こえる。
脂汗で冷たくなった手で喉をさすっても、それは治らなかった。

さやか『ま、まどか!?どうしちゃったの!?ねぇ!』

わたしが地面に膝をついて倒れこむと、さやかちゃんもしゃがみこんだ。
変な生き物たちは数がいつの間にか増えていて、わたしたちに逃げ道を残してはくれなかった。



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