過去ログ - まどか「この世でたった一人の、魔法少女に…なっちゃった…」
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62:ひな助 ◆Ui8SfUmIUc[saga ]
2012/11/22(木) 22:40:18.35 ID:5AVEQXON0


授業の終わりを告げるチャイムが鳴ると、中沢くんが真っ先に上条恭介の机にやってきた。

中沢「かーみじょう!」

恭介「中沢?何か用かい?」

中沢「いやいや、用件はわかってんだろー?」ニヤニヤ

恭介「なんだよニヤニヤして。気持ち悪いな」

中沢「気持ち悪いって!…お前、随分と暁美さんと仲いいんだなー」ニヤニヤ

そう言って、用具を机の中に入れている私を見る。
私はそんなつもりはなかったのだが…。
よくわからないが、中沢くんのその一言で周りのクラスメイトたちが一斉に集まってくる。

「すごく二人とも近かったよねー!」
「びっくりしちゃった!フツーに寄り添うんだもん!」
「超恋人みたいでした!」
「美男美女だから絵になるよな!」
「このイケメンめぇ!クラス1の美女の暁美さんを!」

恭介「そ、そんなんじゃないってば!」

上条恭介が首を激しく振って、否定する。
クラスメイトたちは、それすらも茶化している。

(まどかのところに行きたいわ…)

私自身はそんなに彼に寄り添った覚えはないから、色恋に敏感な年頃の妄言だろう。
私はそう判断して、群がるクラスメイトたちの相手をした。

…結局、午前中の放課は全部それで潰れてしまったのだが。




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