過去ログ - 【テニヌ】京ちゃんが安価で最強チームを結成するそうです　第3ゲーム【マージャヌ】
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861:おっさん ◆JQrBDYTdQR8n[saga]
2012/12/15(土) 03:30:53.22 ID:kKc9EsX+o

豊音「ねえ須賀ちゃん、ジャンケン小町の噂、知ってる？」

京太郎「なんですそれ」

豊音「あのね、この宿舎の側に時々出没するんだって。ジャンケンをして、勝てたらその日は一日幸運に恵まれるの。
　　　もし負けちゃうと逆に運を吸い取られるんだけど、その人はジャンケンがものすごく弱くて、今まで一度も負けた人はいないんだって」

京太郎「……え、都市伝説の話ですか？」


なんか仙台っぽい都市にいないことも無さそうな。


豊音「違うよー」

巴「本当みたいよ、それ。そのジャンケン小町って髪の長い若い女性らしくて、私、何度か間違えられて話しかけられたもの」

豊音「私もだよー」

京太郎「ひょっとして、小学生がやたらこの宿舎の周りうろついてるの、それですか」

豊音「子供ってこういう話好きそうだからねー」

巴「いちいち説明するの、大変なんだけどね。でもうっかりジャンケンに応じて、勝っちゃったらショックで泣かれそうだし」

京太郎「いやでも、もしそのジャンケン小町ってのが実在するとして、一度も勝てないってのはおかしいでしょカニベースじゃあるまいし」

巴「まあ、よほどわかりやすい癖があるのでなければ、勝率1/3だものね」

京太郎「それで負け続けるって、どんだけ運が細いんだって話で―――あ」

豊音「？　どうしたの須賀ちゃん」

京太郎「いえその―――たぶん知り合いです、そのジャンケン小町」


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