過去ログ - える「古典部の日常」その2
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32: ◆Oe72InN3/k
2012/11/18(日) 19:40:03.83 ID:xjsus1gx0
奉太郎「……その場所は、俺が行った事のある所か?」

える「ええ、そうですよ」

千反田も俺が考えている事に気付いたのか、場所を言おうとはしなかった。
以下略



33: ◆Oe72InN3/k
2012/11/18(日) 19:40:29.92 ID:xjsus1gx0
……違ったのか。

だが、凄いと言ったからにはかなり良い線だったのだろう。

ああ、そうか。
以下略



34: ◆Oe72InN3/k
2012/11/18(日) 19:40:56.14 ID:xjsus1gx0
える「あ、それは考えては駄目です」

奉太郎「えっと、どうして?」

える「ふふ、お楽しみにしておいてください」
以下略



35: ◆Oe72InN3/k
2012/11/18(日) 19:41:35.42 ID:xjsus1gx0
全く、考えなくても良いと言われ、更にはそれを約束しろとは……いつも千反田にはこうであって欲しいな。

……そうでもないか?

しかし、考えるなと言われると却って気になるでは無いか。
以下略



36: ◆Oe72InN3/k
2012/11/18(日) 19:42:17.59 ID:xjsus1gx0
奉太郎「……そろそろ着くぞ」

える「……あ、そうですね」

える「では、また明日」
以下略



37: ◆Oe72InN3/k
2012/11/18(日) 19:42:46.53 ID:xjsus1gx0
奉太郎「……もう秋か」

この文化祭が終われば、もう後は受験だけか。

今年ももうすぐ終わり……とまでは行かないが、後3ヶ月程度しかない。
以下略



38: ◆Oe72InN3/k
2012/11/18(日) 19:43:17.98 ID:xjsus1gx0
〜公園〜


俺はベンチに腰を掛け、綺麗に彩る紅葉を眺めながら思考する。

以下略



39: ◆Oe72InN3/k
2012/11/18(日) 19:44:06.67 ID:xjsus1gx0
……それは、悪い事だろうか?

そうでは無い、悪い事では無いのだ。

ただ、良くある高校生の過ごし方だと思う。
以下略



40: ◆Oe72InN3/k
2012/11/18(日) 19:44:35.70 ID:xjsus1gx0
そうあっさりと結論を付け、目の前に落ちてきた葉っぱを一枚手に取った。

そのまま、神山市を一望出来る所まで移動する。

俺は手すりに寄りかかり、手に持っていた葉っぱを風に乗せた。
以下略



41: ◆Oe72InN3/k
2012/11/18(日) 19:45:30.94 ID:xjsus1gx0
以上で第23話、終わりとなります。


続いて、短いですが……23,5話を投下致します。


42: ◆Oe72InN3/k
2012/11/18(日) 19:46:08.87 ID:xjsus1gx0
私は、折木さんに見送ってもらった後に、ある事に気付きました。

ついつい夢中で話していて、学校に忘れ物をしてしまったのです。

私とした事が、と言ったら傲慢に値するかもしれません。
以下略



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