過去ログ - 男1「インフィニットブリザード?」
↓ 1- 覧 板 20
6: ◆MJ8i8ClBa.[saga]
2012/11/19(月) 21:57:14.45 ID:sR4Kq/GM0
〜フィールド1〜
主「ぬ……」
主「さきほどまで現実世界でともにいた奴等は他のところに転送されたようだな……」
主「……。孤独だ」
主「しかし、周りを見渡すと、人がたくさんいる……どういうことであろうか」
NPC1「不思議そうな顔をしているようだね」
主「ぬ!? 貴様何者だ!!」
NPC1「僕は……っていうか、僕らは、NPCという名称で人くくりにされている人格だ」
主「NPCという人格? いったいそれは何者なのだ?」
NPC2「簡単に俺が説明してやるよ。つまりは、お前らみたいに現実世界からこちらの世界に来た人間じゃなくて、元からこの世界に存在している魂みたいなもんだ」
主「ほう。ということは、おまえらはプログラミングによっての産物ということか……?」
NPC2「ああ、そういうことだ。ノンプレイヤーキャラクターの略だ」
NPC1「だから、僕たちは決まった行動しかできないし、死にもしなければこの世界の目的も達成しなくてもいいんだ」
主「なるほど。面白いな貴様らは」
NPC2「だろ?ww まぁ、もう一つ付け足しておくと、お前はこれからこの広場にいるNPCの中の一人をパートナーとして常時一緒に行動してもらうことになる」
主「ぬ……? もしや、孤独ではない!? パートナーを獲得する事ができるというのか!?」
NPC1「うん。この広場にはあと12人のNPCがいる。その中から一人選択してもらうよ」
主「ほうほう。……一つ尋ねてもいいか?」
NPC1「いいよ」
主「あと12人ということは、もっと多くのNPCが存在したことになるが?」
NPC1「うん。そうだよ。たくさんのプレイヤーがここを訪れて、パートナーとして一人のNPCを連れて行ってるからね」
主「なるほど。そういうことか。それにしても、初期のこの広場にいたNPCの総人数はどれほどなのだ?」
NPC1「えっと……たしか1000だったかな」
主「1000……だと!?」
NPC2「さらに、ここの広場以外にもあと二つの広場が別の場所にあるから、全フィールドにいたパートナーNPCの総数は、単純計算で3000人ということになる」
主「3000……。果てしない数値かもしれないな……。つまりは、その数だけプレイヤーも全国各地から召集されているわけなのだろうか」
NPC1「そういうことになると思うね。多分」
10Res/12.38 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。