過去ログ - 【咲:安価】京太郎「……家が無い」咲「その16だよ、えへへ」【鶴賀】
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80: ◆tXdh2WZ0lM[saga]
2012/11/15(木) 01:46:33.71 ID:UchaamnJ0
〜かじゅとロッカー〜


京太郎「……」

ゆみ「……」

ゆみ「君はどうしてここにいるんだ」

京太郎「若気の至りです」

ゆみ「君はどうしてここから出ないんだ」

京太郎「引っかかりました」

ゆみ「馬鹿か」

京太郎「おっしゃる通りでございます」

そんなわけで、掃除用具に引っかかって身動きが取れませんでございます。

本当にあほらしい……ああ、どうしてこうなったんだっけか。

ゆみ「……はぁ、まったく」

ゆみ「じっとしてろ、私がはずす」

京太郎「よろしくお願いします」

ゆみ「……しかし複雑に絡まっているな」

ゆみ「というか、どうしてロッカーの中に毛糸が入っているんだ」

京太郎「それにものの見事に絡まってる俺ってすごくないですか?」

ゆみ「ああ、すごいな、馬鹿の大将だ」

京太郎「やっほい、全然嬉しくない!」

加治木先輩がまず、俺に絡まった糸を解こうと腕を肩に伸ばす。

京太郎「……優しく……お願いしますね」

ゆみ「帰る」

京太郎「冗談です、助けてください」

ゆみ「……まったく」

適当な紐を一本引っ張ると。

京太郎「いたいいたいいたいいたい!」

ゆみ「あ、ああ、すまん!」

京太郎「いや……悪いのは俺ですし、気にせずやってください」

ゆみ「……わかった」

京太郎「いたいいたいいたいいたい!」

ゆみ「気にせずできるか!」

ゆみ「男の子なら我慢しろ!」

京太郎「我慢できませんよ、割と痛いんですって!」



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