過去ログ - 【咲:安価】京太郎「……家が無い」咲「その16だよ、えへへ」【鶴賀】
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◆tXdh2WZ0lM
[saga]
2012/11/15(木) 01:48:23.68 ID:UchaamnJ0
京太郎「せんっ……ぱいっ……」
ゆみ「……はは、ムードも何もないな」
ゆみ「けれど言ってしまったんだ、最後まで言おう」
ゆみ「……私は、君が好きだ」
ゆみ「君を愛している」
ゆみ「……なあ、京太郎」
ゆみ「私は京太郎が大好きだ」
あはは、と笑って答える。
俺は。
俺だって。
京太郎「……先輩」
京太郎「俺も……俺もですよ」
京太郎「先輩のことが好きで、大好きで、愛しくてたまらなくて!」
京太郎「いまだって、こうして二人きりになれて」
京太郎「先輩が苦しんでいるというのに、俺は喜んでいて……っ!」
ゆみ「……そうか、喜んでくれたのか」
ゆみ「はは、嬉しいな、すっごく嬉しい」
ゆみ「徹夜して考えた甲斐があったってもんだ」
京太郎「せんぱ――」
少しの罪悪感。
苦しんでいる彼女に興奮を覚えている自分に対する、憤り。
それら全てを飲み込ませるような。
それら全てを無に返すような。
魔法をかけられた。
ゆみ「はむ……んっ……」
俺の唇が、ゆみ先輩についばまれる。
そう、触れ合うだけじゃない、つながるだけじゃない。
それこそ恋人同士でしかしない――映画でしか見ないようなキスを。
ゆみ「ちゅ……ちゅぱ…………ん……ぷはっ!」
ゆみ「……はは、ファーストキスだというのに、レモン味なんかしないじゃないか」
ゆみ「しょっぱいだけだ」
京太郎「先輩……」
ゆみ「……いいんだよ、京太郎、我慢しなくたって」
ゆみ「欲望に身を任せたって」
ゆみ「安心しろ、私は全て受け止めてやる」
ゆみ「……君を、愛しているからな」
京太郎「せん……っ!」
ゆみ「大好きだ、京太郎」
ニコリ、と狭い空間で腕を広げて笑う彼女を見て。
ついに我慢できなくなったのであった。
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