81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/28(金) 22:14:49.88 ID:lrovCQr50
真美の首肯と同時に事務所のボロボロになったスチールのドアを乱暴に開け放つ音が響いた
亜美「真美!」
真美「え…亜美?どうして……」
荒くなった息づかいを整える間もなく声の主は真美に近づくなり頭を下げた
亜美「ごめんなさい!」
静かな事務所に大きな声が響いた
亜美「昨日仕事から帰ったら真美が元気なかったからちょっとからかってやろーと思っただけなんだよ!」
亜美「それがこんなになるとおもわなくて……真美に嫌われたらどうしようと思って……
後半は声が少し上擦っていた
ドアの音に驚いたのだろうキッチンから出てきた音無さんが状況を飲み込めずにしどろもどろしている
真美が来る前からは考えられないほどに張り詰めた空気が場を支配する、すると真美が亜美に歩みよりそんな空気をぶち壊した
真美「はっはっはー」
右手を腰にあて左手は亜美の肩に置いている
真美「亜美よ、何をそんなに謝っているのだね」
真美「まさか真美がそんなことで亜美を嫌いになると思ったのかね」
さっきまで嫌われちゃったらどうしようって泣いてたのは誰だ
亜美「真美ぃ~…」
真美「ま…まぁ真美も昨日はちょっと言い過ぎたっていうか…ごめんなさい!」
亜美「真美が謝ることないよ!昨日のは亜美が悪いんだもん…」
この二人がここまで謙虚になるのは珍しいなぁなどと思いながら二人の頭を撫でてやる
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