過去ログ - 垣根「君が教えてくれた花の名前は――」
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12: ◆1yXtrQq8OHOj[saga]
2012/11/19(月) 13:38:11.87 ID:di8qSD40o

「ほれ、この近くに隠れてるらしいんだが」

垣根もおとなしく投げ渡す。

「あー……これって殺しちゃまずいやつだったりするわけ?」

「んな事はねぇよ。そいつ……ってか、そいつの組織を潰すのが目的だからな」

恐る恐ると言う風に口を開いたフレンダに級友に話しかけるように垣根は軽く答える。

「あー、よかった……。
さっき殺しちゃった男だと思う。
死体は……あの辺に転がってると思うよ」

建物の出入り口があった付近を指差す。

「そうか、大人しく従ってくれてありがとう。お前、長生きするぜ」

「は、はは……」

その言葉でフレンダの虚勢は一気に崩壊した。

「んじゃ、探すかな……お、悪い悪いあまりにいい踏み心地だったから忘れてたぜ」

そして、垣根は絹旗の頭から足をあげ、挑発する。

しかし、絹旗は動かなかった。

「あ?死んだか?」

「も、もう一度超名前を聞かせてもらえませんか?」

頭を地面に埋めたまま震えるような声をだす。

「……垣根帝督だ」

「私の事……覚えていませんか?」

「あ?俺がお前みたいなガキを相手にするとは思えねぇが……酔った勢いとかあるしな、一応聞いてやるよ。
どこでヤった女だ?」


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