過去ログ - 垣根「君が教えてくれた花の名前は――」
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8: ◆1yXtrQq8OHOj[saga]
2012/11/19(月) 13:35:07.12 ID:di8qSD40o

「ちぇー……ま、いっか」

金髪の少女ことフレンダは麦野が建物を出たのを確認すると、カチと発信機のボタンを押した。
すると出入り口は一瞬にして吹き飛ぶ。

「ざーんねんでした。結局、鬼が居なくなったからって簡単に逃げれるほど人生甘くないってわけよ」

フレンダの視線の先には麦野が出て行ったことにより、今なら逃げれると考え出入り口に走った数人が数十個の肉片に変わり転がっていた。

頬についたそれらの返り血を丁寧にハンカチで拭き取りながら、空いている手で銃を撃つ。

「……撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ!って何のセリフだっけね」

銃を持ったまま撃つことなく絶命した男に問いかけるが、返事はない。

「……しっかし、絹旗やるわね」

何に怒ってるのかわからないが、怒りをぶちまけるように絹旗最愛は暴れまくっていた。

その様子を見て、感心したのか呆れたのかはわからないため息をついた。


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