過去ログ - 垣根「君が教えてくれた花の名前は――」
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961: ◆1yXtrQq8OHOj[saga]
2013/06/03(月) 02:37:36.04 ID:emK3jI3Ro

「ふん……ならいいさ」

「そういえば、垣根帝督の能力はなんなんですか?
存在しないものを生み出す力、という説明をされましたが……。
インデックスを救った時のあの力は……」

科学とか魔術とか、そういうものの領域を超えたもっと未知なものだったように感じた、と神裂は言った。

「どういう意味だ?」

「インデックスにかけられていた魔術を、垣根帝督はこの世に本来ならば存在しない物質をぶつける事で無理矢理破壊しました。
魔術も突き詰めれば自然の法則を捻じ曲げて顕現させるものですから、その解決方法は納得できます。
しかし……」

「しかし?」

説明がうまくできないというように、神裂はまごつく。

「すみません……うまく言葉に出来ません」

そして、結局口を閉ざした。

「……まぁ、いい。
それで?垣根はどこ行ったんだ?」

「さぁな、なんかどこかに飛んで行ったよ。
あいつが消えたから、僕らはあんたに頼ったんだ」

「そうか、何が起きたかは推測しか出来ねぇが……」

麦野の目の色が変わった。

「……絶対能力者進化実験……暗闇の五月計画……第一位、第二位……」

垣根と対面した時の記憶が蘇った。


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