過去ログ - 御坂妹「アクセロリータ」一方通行「あァ!?」
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55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/11/22(木) 20:19:27.50 ID:FTtdX1vT0
一方通行の能力はベクトル変換である。

ありとあらゆる『向き』を操作するこの能力は、身体に触れたものの『衝撃の向き』すらも自在に操れる。
意識して能力を使用せずとも身体の表面は常に『反射』の膜で覆われているため、不意打ちや不慮の事故に遭ったところで何の問題もないのだ。

以下略



56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/11/22(木) 20:24:09.85 ID:FTtdX1vT0
(は―――?)

予想外の事態に反応が遅れ、ぽすんと尻餅をついてしまう。
全面衝突するよりは被害が小さいと思ったのか、男子高校生が一方通行を咄嗟に突き飛ばしたのだ。

以下略



57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/11/22(木) 20:33:55.30 ID:FTtdX1vT0
――――――――――――――――――

上条当麻は夜の街をひた走っていた。

『絶対能力進化実験……!?』
以下略



58:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/11/22(木) 20:51:00.16 ID:FTtdX1vT0
実のところ、上条当麻は御坂美琴と長い付き合いがあるわけではない。
それどころか、つい先日“知り合った”ばかりの相手と言ってもいい。

上条当麻は記憶喪失なのだ。

以下略



59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/11/22(木) 20:56:24.21 ID:FTtdX1vT0
――――――――――――――――――

「よォ、待たせちまったかァ?」

午後八時二十五分。第十七学区の操車場に、一方通行は辿り着いた。
以下略



60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/11/22(木) 21:04:32.45 ID:FTtdX1vT0
「いいぜェ……最っ高だよオマエは……!ぶっ潰し甲斐がありそうだァ……!」

「実験開始まで残りニ分です。何か確認事項はありますか?とミサカは問いかけます」

わなわなと震える一方通行に対して、御坂妹はあくまで無表情を崩さない。
以下略



61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/11/22(木) 21:11:16.02 ID:FTtdX1vT0
「……さァて、そろそろお遊戯の開始時間だな。余興は楽しんで頂けましたかァ?」

「現在時刻は午後八時二十九分四十五秒。間もなく第10032次実験を開始します。披検体アクセロ―――」

「それ以上言ったら本気で潰す」
以下略



62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/11/22(木) 21:20:38.11 ID:FTtdX1vT0
――――――――――――――――――

上条が操車場の外周へ辿り着いた時、時刻は八時三十分をとうに過ぎていた。

既に戦闘が始まっているのか、金網越しに青白い光が暗闇を照らすように瞬いているのが見える。
以下略



63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/11/22(木) 21:31:12.98 ID:FTtdX1vT0
――――――――――――――――――

「ひゃはは!ほらほら、愉快に無様に逃げ回りやがれェ!」

無人の操車場にソプラノボイスが響き渡り、それに応えるかのように青白い火花が舞う。
以下略



64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/11/22(木) 21:39:30.76 ID:FTtdX1vT0
「この匂い、オゾンか。俺を酸欠状態に追い込ンで判定勝ちに持ち込もうって魂胆かァ?」

空気中の酸素は電気によって分解する事ができ、一度分解された酸素はオゾンを作り出す性質を持つ。
オゾンは酸素と違い有毒であるため、いくら吸い込んでも呼吸の助けにはならない。

以下略



65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/11/22(木) 21:42:04.05 ID:FTtdX1vT0
×足をtられて

○足をとられて

他にも誤字ってるかもしれないけど許して!


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