過去ログ - 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 穏乃「4冊目だよ!」
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973: ◆OtZIp/YaIxCt[saga]
2013/03/02(土) 00:03:59.65 ID:bKyq3mc80
――遡って

京太郎「……さて」

京太郎「宮永と俺の趣味が一致していた、ということで」

咲「うう……恥ずかしい」モジモジ

京太郎「恥ずかしくねえって、こんなん」

咲「そ、それは須賀くんがコミュニケーション上手だからだもん」

咲「わ、私なんて……クラスの日陰者で」グスッ

京太郎「こら、やめろ」

京太郎「……そんな風に言うなって」

京太郎「ほら、撮るぞ――そこから動くなよ」

咲「うう……」

咲(ち、近い――須賀くんが近いよっ!)カァァ

京太郎(なかなかカメラに入ってる気がしねえな……よっと!)カシャッ


――戻って

京太郎「……初めて、撮った」

咲「――恥ずかしかったよ」ボソッ

京太郎「え?」

咲「京ちゃん、無理やり撮ろうとして」

咲「あの時の私、すっごく恥ずかしくて」

咲「だから、その時の写真なんて――しばらく見れなくて、でもそれでも、捨てることなんてできなくて」

咲「そ、それで――引っ張り出そうとしては怖くなって、ベッドの下に埋めてたのに」

咲「……バカ」プイッ

咲「京ちゃんの、バカ」


京太郎「……咲」

咲「ふんだ」

京太郎「……」ポスッ

咲「――!?」ビクッ

咲「な、なな、なにするのっ!?」

京太郎「いや、なんか」

京太郎「いつになく、その――」

京太郎「お前がほっとけなくなった、というか」

咲「な、なにそれ?」

咲「も、もう! い、いい加減、手を離してよ……」カァァ

京太郎「――もう少し」

咲「むー……」


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