過去ログ - 魔法少女まどか☆マギカ〜After Ten Years of History〜【あれから10年】
1- 20
17: ◆7F2DwKbdfg[saga sage]
2012/11/27(火) 01:04:03.36 ID:Q2R/80SJ0

【大輔】
「ところでさ、腹減らね?」

【大輔】
「親父がさー、新しいラーメン開発したから試食してみて欲しいんだってさ」

【大輔】
「これからどうよ?」

【タツヤ】
「・・・」


...今から行ってみるか。
父さんが帰りを待っているかもしれないけど、やっぱり気になる。


【大輔】
「おい、タツヤ...?」

【タツヤ】
「悪い、大輔。今日はパス」

【大輔】
「へ?」

【タツヤ】
「用事思い出した。先帰っててくれ」

【大輔】
「え?どうしたいきなり?」


大輔が慌てた素振りを見せているが、そのことには構わず続ける。
悪いとは思っているが、その事件のことばかり気になっていた今の俺には、コイツに付き合う余裕が無かった。


【タツヤ】
「ごめん!!この埋め合わせは後で必ずするから!!」ダッ

【大輔】
「あ、おい!!タツヤァ!!??」


大輔の制止を聞くことなく、俺は帰り道とは逆方向にある図書館に向かって走り出す。
とにかく急がなくちゃ。まだ閉館時間に余裕があるとはいえ、何があるか分からないからな。
頑張って走れば30分も掛からない筈だ。


それに、何か…とても嫌な予感がする。この嫌な予感が、当たらなければいいんだけど。
あの人達の事で、俺が知らないことがまだありそうな気がするんだ...。


俺はそんな不安を胸に抱きながら、市の図書館に向かうのだった。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
942Res/952.63 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice