過去ログ - 魔法少女まどか☆マギカ〜After Ten Years of History〜【あれから10年】
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41:第4話「犯した罪 科せられた罰」 ◆7F2DwKbdfg[saga sage]
2012/12/06(木) 02:02:16.52 ID:1zGoWblm0

【QB】
「前に僕は言ったはずだよ」

【QB】
「僕達は君達を家畜のように扱っても構わないと思ってる」

【QB】
「仮に、君達は家畜に引け目を感じたりするかい?」

【タツヤ】
「なっ・・・!!」


あまりの言い分に、言葉を失う。


――魔法少女達が死んだとしても、自分達は何とも思わない――


そう、コイツは暗に示していた。
何の迷いのなく・・・何の躊躇もなく...。
普段と何ら変わることのない、いつも通りの表情で...。


【QB】
「よく考えてごらん」

【QB】
「君達の繁殖の為に養殖されている牛や鶏達は、他の野生動物達に比べて圧倒的な繁栄を得ている」

【QB】
「それはなぜか」

【QB】
「簡単な話だ。君達人間が自身の為に彼等を生存競争から保護しているからさ」


淡々と・・・ただただ淡々と、コイツは言葉を繋いでいく。世界の仕組みとやらを説明してくる。


【タツヤ】
「...何が言いたい」

【QB】
「僕達が魔法少女を扱うことと、君達が家畜を扱うことは同じだということだよ」


当たり前のことだと言うように、コイツは言い切った。
お前達は自分達にとって、家畜のような存在であると...


お前達は―――――消耗品であると。


俺は、自分のコイツに対する認識が甘かったことを痛感する。
確かにコイツは以前、学校でそのような事を言っていた。
でも、まさか人間を・・・魔法少女達を、そんな風に見ているなんて・・・夢にも思わなかったから。

もう、怒りの沸点を通り越し過ぎていて、俺はただ唖然とするだけになっていた...。




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