過去ログ - 魔法少女まどか☆マギカ〜After Ten Years of History〜【あれから10年】
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854:第5話「強さはいつも心の中に」 ◆7F2DwKbdfg[saga sage]
2014/06/09(月) 00:22:14.56 ID:fDDfIeo+0


「だから…‼‼」

【タツヤ】
「黙れ」ザクッ


「っ‼‼」


しかし、そんな少女に…タツヤは無情にも剣を突き立てる。

彼女の言葉に一切動じることなく、何の躊躇もなく彼女の片足を刺した。


「あああああああああああああっ‼‼」


「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い‼‼‼」


自分の身体に突然襲ってきた激痛に顔を歪め、少女が悲鳴を上げる。

タツヤが少女から剣を抜くと、足からは真っ赤な血がしたたり落ち…その影響で双刃が鮮血に染まる。
肉は割け…骨は砕かれ、その足は見るに堪えられない状態になってしまった。

そんな中で少女は片足を引きずり、タツヤから距離を取る。
その表情は、完全に怯えきっており…この少年によって恐怖を植え付けられていた。


【タツヤ】
「お前は殺す」


【タツヤ】
「謝っても殺す」


【タツヤ】
「どうあがいても殺す」


「ひっ」


タツヤは表情を一切崩すことなく、少女に殺意に満ちた言葉を浴びせる。

その表情は、どこまでも冷たく…人間のものとは思えない。

相手に恐怖と絶望を与える、ただただその行為だけを繰り返す存在。
それ以外の感情を…一切持たない存在。

今のタツヤは、まさに――――『悪魔』であった。




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