過去ログ - 魔法少女まどか☆マギカ〜After Ten Years of History〜【あれから10年】
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875:第5話「強さはいつも心の中に」 ◆7F2DwKbdfg[saga sage]
2014/06/09(月) 01:02:22.30 ID:fDDfIeo+0

だから、自分に言い聞かせた。

自分に、仲間は居ない…自分はずっと1人なのだと―――

でも…タツヤはそんな自分の気持ちを知っても尚…貴方は1人じゃないと、言い放つ。

彼の言葉を聞いていると、自分は仲間に頼っても良いのではないか、と...。
少しだけ…本当に少しだけだが、思えるような気がした。

孤独によって冷たくなっていった自分の心が、徐々に暖かくなっていくような気がしたのだ。


【ほむら】
「本当に」

【ほむら】
「つくづく似てるわね」


そして、ほむらは思わず言葉を漏らす。


【タツヤ】
「え?」

【ほむら】
「まどかに…」


自分を救ってくれた少年に向かって…

あなたは似ている…自分の最愛の友人に、と―――


【タツヤ】
「!?」

【タツヤ】
「えっそれって、どういう…」


タツヤはその言葉を聞いて、思わず飛び上がる。

そのまま…ほむらに詰め寄り、言葉の真意を確かめようとした。

まどか、タツヤがずっと気にしていた…懐かしい響きがするその名前―――

ほむらの友人だという彼女と自分が似ているとは、どういうことかと。




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