過去ログ - 千早「キサラギクエスト」
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37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/11/25(日) 00:02:13.05 ID:rbd3xKCNo
「あぁ、女の子一人だと可哀想だし危ないと思ったから。
 だから僕もついていって一緒に頑張ろうとしたんだよ、女の子同士で」

「女の子が一人で危ないなら二人いても変わらないわよ」

以下略



38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/11/25(日) 00:07:26.97 ID:rbd3xKCNo
去りゆく背中を斬りつけてもいいのだけど、その気にはならなかった。
また戦闘するには少しばかり厄介な相手だった。

「そう、女の子だったのね……」

以下略



39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/11/25(日) 00:13:05.56 ID:rbd3xKCNo
殺気を纏う私にモンスターは近づかなくなってきた。
こんなにも対人の戦闘を終えたあとに殺気を纏う人間に襲いかかるモンスターがいるのだろうか。


私の方が歩くの早いのに彼女のが先に行って私の先を歩くなんて……何様なの。
以下略



40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/11/25(日) 00:13:27.31 ID:HWkGcujio
苛つくラノベの主人公みたいだな
これは無い


41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/11/25(日) 00:17:48.42 ID:rbd3xKCNo
しばらく頭を冷やすために休憩した。余計な時間を使ってるとも分かっていながらも。
ただでさえ、宿で一泊していて遅れをとっているのに。

しかし、森を歩くと雨が降りだした。
突然のスコールのような雨。
以下略



42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/11/25(日) 00:22:21.23 ID:rbd3xKCNo
そして、しばらく走ったあと、洞窟を見つけてそこに入り込んだ。
運が良かったとも言えるし、後々の事を考えると運が悪かった。

だが、驚くことに奥のほうに明かりが見える。

以下略



43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/11/25(日) 00:33:51.11 ID:rbd3xKCNo
明かりの正体である松明は土の壁に括りつけてあった。

まるで誰かがここで生活をしているかのようだった。

(こんな森の中で……。誰が?)
以下略



44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/11/25(日) 00:46:05.18 ID:rbd3xKCNo
ドーム状になっている天井の方を見ていると、上の方に穴があった。
見るからにこの洞窟の続き、といった感じである。

私はそこに何か一角獣繋がりの宝でもあればいいかと思い登った。
土の壁を登り、なんとか登り切れ穴に入った。
以下略



45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/11/25(日) 00:51:39.37 ID:rbd3xKCNo
戻って見下ろす。
するとそこには一角獣がいた。
馬のような体は馬のそれよりも何倍も大きく、そして大きな角。

「あれが……ユニコーン……」
以下略



46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/11/25(日) 01:00:58.58 ID:rbd3xKCNo
頭を大きく振りながら突進する一角獣。
真はなんとか避ける。

一角獣が壁にぶつかった衝撃が洞窟中に伝わり、揺れる。
危うく下に落っこちる所だった。
以下略



47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/11/25(日) 01:05:26.58 ID:rbd3xKCNo
真(なんであの女がここに……!)

真(ボクをあんな場所から見下ろして笑うのか……! クソ!)

結局、私もあの一角獣の角の欲しさに彼女がどう戦うのかを見て
以下略



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