51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/11/25(日) 01:19:23.11 ID:rbd3xKCNo
どうやら一角獣の帯電される場所が角だったらしく、その帯電する場所を失ったその痛みに
暴れまわる一角獣を目の前に、戦闘不能の真を後ろに。
そして、荷物の中から素早く回復薬を取り出し、後ろも見ずに放り投げた。
「何をぼさっとしてるの! 早く使いなさい!」
52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/11/25(日) 01:22:54.46 ID:rbd3xKCNo
瞬間。一角獣が突進してくる。
私と真は左右にそれぞれ飛び退けた。
「さすがに角を斬り落としただけじゃだめね」
53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/11/25(日) 01:26:20.19 ID:rbd3xKCNo
私めがけて飛んできた。刀身でガードして動きを止める。
「今よ!」
「うおおおおおおおっ!」
54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/11/25(日) 01:30:41.69 ID:rbd3xKCNo
「また……そうやって!!」
血相を変える真に対して冷静に返す。
「死んでないわよ」
55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/11/25(日) 01:31:46.31 ID:rbd3xKCNo
何の記憶が被ってあんな行動に出たのだろうか……。
私自身にも正直な所よくわからなかった。
何のために。
「僕も着いて行くよ」
56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/11/25(日) 01:32:27.40 ID:rbd3xKCNo
「ついて来ないで。今から登るんだから」
「僕も手伝うよ、ほら、ここに足を乗っけて。ロープ持って」
なるほど、先に私が行ってロープで後から……ってわけね。
57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/11/25(日) 01:33:48.88 ID:rbd3xKCNo
「おーい、千早ー!ロープ投げてよー!」
「今投げるわ」
ポイッ。スルルルル……ポトッ。
58:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/11/25(日) 01:35:20.88 ID:rbd3xKCNo
「はぁ、はぁ、僕もついていくからな!」
「いやよ、私は一人で十分なの」
「またまたそう言って、僕と千早のやり方は少し違うけれど、
59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/11/25(日) 01:37:21.56 ID:rbd3xKCNo
「さっき死に際に言っていた男の中の男、出てこいやぁ、ってのは一体?」
「ボク、そんなこと言ってないよ!?」
「それでその男の中の男の私が助けてあげたんじゃない」
60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/11/25(日) 01:40:34.68 ID:rbd3xKCNo
「あの大広間やこれからもだけど、ボクは女でありながら強くあり続けるつもり」
「本当は可愛い格好をして素敵な恋人を見つけて平和にくらしたいんだけど、
どうもボクの中にある正義の血が許されないんだよ」
61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/11/25(日) 01:47:06.55 ID:rbd3xKCNo
「ねえ、知ってる? ボクさ、結構ナムコ王国の東の方に住んでるんだけど」
「聞いてないわそんな話」
「まぁまぁ……。で、もっと東の極東の島国があるんだけどね。
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