過去ログ - 千早「キサラギクエスト」
1- 20
954: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/21(木) 17:59:53.59 ID:hWToRdhWo
頭の中には春香と旅をして、
春香と剣を交え修行をして、春香とご飯を食べて、
春香と寝ている。


以下略



955: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/21(木) 18:00:35.05 ID:hWToRdhWo



――今までずっと一人だったけど、私ね……千早ちゃんがいるからもっと強くなれる。

以下略



956: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/21(木) 18:02:42.64 ID:hWToRdhWo

何も考えずにただただ悲しみ、涙を流し、叫んだ。



以下略



957: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/21(木) 18:03:58.13 ID:hWToRdhWo

さらにその勢いが止む間もなく私は拾い上げられた。
とても強い力で引っ張らて、うなだれている私にも声だけは聞こえていた。


以下略



958: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/21(木) 18:04:28.91 ID:hWToRdhWo

「あばれないでよ! もう!」

「全軍、反撃に出るわよ! 押せ押せ押せ!」

以下略



959: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/21(木) 18:05:02.54 ID:hWToRdhWo


気がつくと私は病院らしきベッドの上にいた。
起き上がろうとした瞬間に体の痛みによって、
戦争のこと、春香が死んだことを全て思い出した。
以下略



960: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/21(木) 18:05:29.32 ID:hWToRdhWo

私は何も考えずにポケットにしまい、またフラフラと歩き出した。
町の離れたところまで来ると人はいなくなり、
まるで世界には自分一人しかいないんじゃないかと思うくらいだった。

以下略



961: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/21(木) 18:07:15.13 ID:hWToRdhWo

ぼぉーっと次の日もその場にいた。
何も考えずにいた。誰かが声をかけてきた。
春香じゃなかった。

以下略



962: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/21(木) 18:08:08.72 ID:hWToRdhWo
如月千早へ。


あなたを勝手ながら病院へ運ばせてもらったわ。
それから彼女、天海春香のことだけど、遺体が奪われてしまった。
以下略



963: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/21(木) 18:08:35.41 ID:hWToRdhWo

あなたが元気よく生きて逃がすことがあの人の最期の使命だったはず。
それが最後の最後に願ったものだと私は思う。


以下略



1002Res/509.58 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice