過去ログ - 【咲ーSakiー安価】魔王クエスト―魔法少女と探偵とくのいちと目立ちたがりの姫君―2
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◆Rf40X2USO7Yr
[saga ]
2013/03/17(日) 23:13:59.42 ID:VlHNCVbAO
それからしばらくして、雀荘『鳳凰』の前には、靄の晴れ上がった空から西陽の射し込んでくる路上に、一人の大人と二人の少女の姿があった。
マホ「今日は本当に、ありがとうございました!」
大人は軽い驚きの表情を見せながら答える。
永宮と名乗った男「いや、お礼を言われるようなことは何もした覚えはないけど…逆に、勝たせてもらって、気分も晴れたし、こっちがお礼を言わなきゃいけないくらいだね」
優希「まあ、本当は私たちも雀荘の中に入りたくて代打ちさせてくれそうな人を探してたってとこだじぇ。ありがとうな!」
永宮と名乗った男「ああ、そんなことじゃないかとは思ったんだが…」
男はそこで言葉を切り、
永宮と名乗った男「インターミドルを目指してるとか言ってたっけ。今日みたいのも練習になるのかもしれないけど、やりすぎて出場停止とか食らわないようにね」
優希「う…そこは考えてなかった。き、気をつけるじぇ…」
永宮と名乗った男「ああ、応援させてもらうよ」
優希「え、下の娘さんとかはいいのか?確か私と同じくらいなんだろ?」
永宮と名乗った男「あの娘は、麻雀があんまり好きじゃないらしいからな…インターミドルどころか、最近は牌を触るところも見ないね」
マホ「そうなんですか…」
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