23: ◆1XmsYbpRzk[saga]
2012/11/28(水) 23:56:20.09 ID:2ApVfb4D0
新城は足を階段へと向ける。その歩みは悠然としていて、まるで将軍のような姿だ。
新城「僕たちも行くぞ。殺し合いだ、きっと酷いことになる。僕は殺し合いの手管に長けているから。まったく最低だ」
凛「急がなくていいの?」
新城「僕に飛び降りろ、と言っているのか?」
凛「あんたはサーヴァントなんだから、大丈夫でしょ」
新城「出来るかもしれないし、出来ないかもしれない。可能性はまったく、戦争では害悪でしかないよ、凛」
凛「うーん、そういうものかしら」
新城「僕がどんなに急ごうと、戦うのはどのみち千早だ。それに相手はランサーだろう。銃も持たない僕じゃあ間合いにすら入れない」
凛「全てはあの猫ちゃん次第、って訳ね」
新城「ああ。もちろん、千早が殺されれば、僕はどんな手段であろうと奴に後悔させてやるが」
そして二人は校庭にたどり着いた。
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