過去ログ - エルフ「……そ〜っ」 男「こらっ!」
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234:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/03(月) 09:15:59.17 ID:xKQv9y9m0
――静かな店――

男「へえ、こんなお店ができたんだな」

女魔法使い「ええ。男さんが居なくなってからできたんです。静かなところで、夜になると楽器を使った演奏があったりして落ち着けるんです。私みたいに人ごみが苦手な人にはオススメの店です」
以下略



235:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/03(月) 09:16:33.22 ID:xKQv9y9m0
男「それじゃあ、料理でも頼も……」

ドカッ! ドン、ドタドタッ

男「……え?」
以下略



236:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/03(月) 09:17:21.29 ID:xKQv9y9m0
コツ、コツコツコツ

?「久しぶりだね、男」

男「ひ、ひさしぶり……」
以下略



237:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/03(月) 09:18:00.94 ID:xKQv9y9m0
?「久しぶりの旧友との再会に言葉も出ないか? うん、うん。なにしろ突然居なくなったきり、何年も顔を合わせていなかったんだ。成長した私の顔を見て見惚れたりしているんだろ?」ゴゴゴゴゴ

男「あ、はははは。そ、そうだね。うん、また一段と美人になった」

?「そう、褒めるな。なんだ、顔が引きつっているぞ、緊張しているのか?」
以下略



238:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/03(月) 09:18:29.36 ID:xKQv9y9m0
?「分かっていればいい。私がお前に言うことはただ一つだ。……歯を食いしばれ!」ググッ

男「はい」

ドカッ! ゴロゴロゴロ
以下略



239:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/03(月) 09:18:55.25 ID:xKQv9y9m0
……



男「……う、ううん」パチッ
以下略



240:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/03(月) 09:19:39.48 ID:xKQv9y9m0
女騎士「その、なんだ。再会していきなり殴って悪かったよ。私、ちょっとどうかしてた」

男「いや、そうされても文句は言えないよ。一緒に戦ってきた戦友に何も言わず勝手に姿を消したんだから」

女騎士「それに関してはもういい。私も一発殴って今までずっと胸の中でモヤモヤしてたものがなくなったから」
以下略



241:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/03(月) 09:20:06.67 ID:xKQv9y9m0
女騎士「そっか……。まあ、なんだ。元気そうでちょっと安心した。騎士に聞いていたとはいえ、こうして実際に姿を見るまではちょっと心配してたから……」

男「ありがとう。確かに一人になってからも色々あったけど、今はこうして元気にしてるよ」

女騎士「……」
以下略



242:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/03(月) 09:20:53.56 ID:xKQv9y9m0
男(うっ……なんだか急に話題がなくなったぞ。これは、僕の方から話を振るべきなのか? でも、何から聞けばいいのか……)

女騎士「あのさ……」ボソッ

女魔法使い「あっ! 先生、目が覚めたんですね! はぁ、よかった。あのまま死んじゃうんじゃないかって思うと心配でした」
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243:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/03(月) 09:21:23.88 ID:xKQv9y9m0
男「まあ、まあ。二人ともそのくらいにして。それよりもここは一体どこなんだ? 宿の一室には見えないけれど」

女魔法使い「ここは私の家の一室です。こんなことになると思っていなかったので片付けが中途半端なままで散らかっていますが……」

男「そうなのか。でも、ここまでどうやって僕を?」
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