過去ログ - エルフ「……そ〜っ」 男「こらっ!」
1- 20
676:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/05(水) 18:52:41.81 ID:RLjbm7yt0
行進を続ける事数時間。空は暗くなり、夜が訪れた。周りの安全を確認し、小さな火を熾し、一同は交代で仮眠を取っていた。
パチパチと燃える薪に目を移しながら、男は見張りの番についていた。周囲に意識を張りながらも、ジッと膝を抱え込み、何かを深く考え込んでいる様子だ。
そんな彼の元に一つの影が近づいていた。男に気づかれないようにそっと近づき、一気に距離を詰めてその背に抱きつく。

女隊長「お〜と〜こ! どうしたの、浮かない顔して。もしかして結構疲れが溜まってる?」

不意を突く形で現れた女隊長に驚くと同時に半ば呆れる男。はぁ、と一度ため息を吐き抱きつく女隊長に告げる。

男「女隊長こそどうしたの? 交代にはまだ早いよ」

男の次の見張り番は女隊長であったものの、男自身つい先程女槍士と交代したばかりなのだ。交代時間はだいたい一刻が過ぎたらと決まっているのでまだまだ先は長い。にもかかわらず、女隊長は男の元へと訪れた。これは交代以外になにか用があるのだろうと彼は思った。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/678.92 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice