過去ログ - エルフ「……そ〜っ」 男「こらっ!」
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675:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/05(水) 18:52:12.31 ID:RLjbm7yt0
男剣士「いや、そう決めつけるのは早いぜ。見ろよ」

そう言って彼が指を指したのは一見すると何もない獣道。

男弓使い「……何もないが?」

皆の疑問を代弁する形で男弓使いが問いかける。

男剣士「いや、俺もさっきまでそう思っていたんだけど、女魔法士に魔法を使った形跡がないか調べてもらったんだ」

そう言って女魔法士に目配せする男剣士。

女魔法士「はい。実はですね、この道々に魔法を使った痕跡がわずかにですけれど残されていたんです。確証はないので断言できませんけれど、おそらくエルフ達が自分達が通った跡を残さないように使った魔法の残滓と思われます。
 もしかしたら罠かもしれないですけれど、この先の道をエルフ達が進んだ可能性は高いですね」

女剣士「だってさ。どうする、女隊長?」

女隊長「罠だっていう可能性があったとしても、私たちは進むしかないんだよね。……よし、みんな周囲に気を配りながらこの先に進もう!」

その一言で分隊の進むべき道は決まった。隊列を組み、一同が進んで行く中、最後尾を歩く男だけが未だ浮かない顔をしているのだった。



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