過去ログ - エルフ「……そ〜っ」 男「こらっ!」
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729:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/07(金) 00:30:02.91 ID:CCK2ggY9o

読んでるこっちが寝落ちしてりゃ世話ないわな


730:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/07(金) 00:34:41.48 ID:HuDDvyyN0
>>729
まあ、文章は逃げませんので無理のない程度にお読みください。


731:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/07(金) 00:40:03.23 ID:ccJ+Pg0Jo
これは辛い…みんな男の家族みたいな人たちだったのに…みんなも男と隊長を助ける為に残るなんて、泣けてくる


732:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/07(金) 00:44:53.39 ID:HuDDvyyN0
>>731
そうですね……。せっかくまた新しい居場所が出来たと思ったのにそれが失われることになるなんて、その喪失は計り知れないです。
だからこその喪失編なんですよね。


733:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/07(金) 00:49:31.55 ID:HuDDvyyN0
……



男「うっ……うぅっ」
以下略



734:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/07(金) 00:49:59.48 ID:HuDDvyyN0
だんだんとその時の様子を思い出したのか、男は抱きしめられた女隊長の腕を引き離し、その場に立つ。まだ足元がおぼつかないが、それは意識がハッキリとしたばかりだからだろう。

男「いや、それよりもここは……。ねえ、女隊長。みんな、みんなはどこにいるの!?」

男の問いかけに女隊長は何も答えない。ただ、悲しい表情だけを浮かべ、下を俯くだけだった。
以下略



735:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/07(金) 00:50:55.90 ID:HuDDvyyN0
女隊長「男、しっかりして! 大丈夫。男の、男のせいじゃないよ」

頭を抱えてその場にしゃがみこんだ男にすぐさま駆け寄り、女隊長が彼を優しく抱きしめる。

男「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい……」
以下略



736:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/07(金) 00:51:35.32 ID:HuDDvyyN0
まともな精神状態ではなくなってしまった男。それを見て、再び彼の体を女隊長が抱える。

女隊長「男は私がこのまま連れて行く。行こう、女槍士」

そう言って先に進みだそうとする女隊長。だが、女槍士はその場から動こうとしなかった。
以下略



737:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/07(金) 00:52:25.40 ID:HuDDvyyN0
女槍士「こら、泣かない。もう、ホント昔から女隊長は泣き虫なんだから」

女隊長「だって、だってぇ。みんな、いなくなっちゃったんだよ? せっかく、楽しく過ごせてたのに、新しい居場所ができていたのに……」

女槍士「でも、それを作ったのはあなたでしょ? 女隊長が頑張って、頑張ってみんなに接してきたから私たちはこうして今まで生きて来れたんだから。
以下略



738:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/07(金) 00:58:16.50 ID:HuDDvyyN0
女槍士「私たちがいなくなってもまだ男がいるでしょ? なんだかんだ言っても男はまだ子供なんだから女隊長が守ってあげるのよ。それで、あと二年も経てば今度は男が女隊長を守ってくれるようになるから。
 それまでは、手を出さないで仲良く二人で過ごすんだよ」

それだけ告げると女槍士は二人から身体を離した。

以下略



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