過去ログ - エルフ「……そ〜っ」 男「こらっ!」
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757:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/08(土) 01:03:22.32 ID:Xug6tdhF0
事実だからこそ強い意味を持つ正論をかざすエルフ。これが男関係でなければ女魔法使いも冷静に反論を述べ、相手をへこませるのだが、男にエルフが選んでもらっているという事実は彼女の癇にやたらと触るのだった。

女魔法使い「言うじゃないですか。そこまで言うのなら実力行使で決着をつけてもいいんですよ?」

ジロリとエルフを睨みつけ、脅しをかける女魔法使い。だが、エルフもいつものように引くつもりはないのか女魔法使いの挑発に乗った。

エルフ「受けて立ちます! 今日こそはどっちが男さんの横に立って共に歩くのが相応しいのか白黒はっきりさせようじゃありませんか!」

お互いに相手を睨みつけ、威嚇し合う二人。膠着状態が続き、お互いにその場から動かない。
だが、そんな状況も天の声ならぬ男の一声によって打ち崩されることになった。

男「うん、二人が争うのはもう見慣れたから諦める。でもね、いい加減に僕の腕からどいてくれないかな?
 いったい僕はいつまでベッドの上で二人の身体に腕を押さえつけられて寝てなきゃならないの?」

起きて早々、二人の少女が自分のために争うという、世の男からすればまるで夢のような出来事に遭遇した男であったが、彼の口からはこのやりとりに呆れて出てきた言葉と深い深い、溜息が吐き出されるのみであった……。


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