過去ログ - エルフ「……そ〜っ」 男「こらっ!」
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767:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/08(土) 22:01:24.13 ID:Xug6tdhF0
その答えを聞いた瞬間二人は全く逆の反応を見せた。
エルフは歓喜し、喜びのあまり飛び跳ねた、対して女魔法使いはというと、まるでこの世の終わりかのように、今にも泣きそうな顔をしていた。

エルフ「えへへっ。どうです、女魔法使いさん。男さんは胸の大きな女性が好きなんですって〜。残念でしたッ!」

以下略



768:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/08(土) 22:02:39.19 ID:Xug6tdhF0
エルフ「そんなことありませんよ。だって私はまだ成長途中ですから! ミルクもいっぱい飲んでいますし、ここ最近ちょっとずつですけど大きくなってるんですから!」

男「ブッ!」

ここに来て予期せぬエルフのカミングアウトに少し前からこっそりと二人の傍を離れ、調理場でコップに入れた水を飲んでいた男は、思わず口に含んでいたそれを吹き出した。
以下略



769:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/08(土) 22:04:37.19 ID:Xug6tdhF0
エルフ「ちょっと、女魔法使いさん。決着は着いたじゃないですか! 男さんは胸のある女性が好きなんです! 私のほうが胸が大きいんですからもう男さんに触らないでください!」

女魔法使い「ほとんど変わらないサイズなのに何を言ってるんですか、あなたは? だいたい現状なら私のほうがサイズが大きいに決まっています。何を勝手にあなたの方が大きいなんて決め付けているんです?」

エルフ「もう〜。ホントに諦めが悪い人ですね! いい加減男さんから離れてください!」
以下略



770:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/08(土) 22:06:27.97 ID:Xug6tdhF0
とりあえず、過去編と過去編の間の清涼話はこれでおしまいです。今から過去編を書こうと思いますが、気力がちょっと湧いてこないので一度休憩して気力が湧いてきたら戦争編を書き出そうと思います。


771:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/08(土) 23:08:10.63 ID:AIvRqK5yo
おい>>765の男の言葉だとエルフ涙目だぞ



772:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/08(土) 23:09:34.05 ID:VSRR5W/uo
なにげに女騎士の伏線だしたな


773:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/08(土) 23:26:55.68 ID:Xug6tdhF0
>>771
いえ、問題ないです。あくまでエルフを好きになる前に好きになってきた人達の話ですので。
たまたまこれまで好きになってきた人の胸が大きかっただけのことです。今回は好きになった相手の胸が小さかっただけなんです。

>>772
以下略



774:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/08(土) 23:47:56.84 ID:2YFl0Jtho

安心して読めるほのぼのは良いね。癒された
そしてまた暗い話が続きそうか。気合い入れて読まないとな


775:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/09(日) 01:58:38.68 ID:mKencdZC0
>>774
ありがとうございます。癒されたのならなによりです。

今日はプロローグ部分になりますが、書いておきましたので過去編最終章開始します。
一応今回は最終章ということでいつもと違い、プロローグの終わりにタイトルが入っています。完の文字が入っていないので間違われるかもしれませんが、これから始まるのでよろしくお願いします。


776:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/09(日) 01:59:46.46 ID:mKencdZC0
目の前でひと組の兄妹が怯えた目をしていた。妹は命の終わりを悟り、身体をその場に縮こまらせてその時が来るのを待っている。対して、兄はそんな妹を守ろうと必死に体を殺人者と妹との間に挟みこんだ。
彼らは人にあらず、駆られるべき対象であった。この戦争の敵であり滅ぼすべき存在、エルフ。幼いからといって見逃せば後の禍根に繋がる。容赦をする必要ない。今までどおり、目の前にいる敵の命を刈り取るのみ。
まずは、目の前にいる邪魔な存在を退かし、奥で縮こまって必死に震えている少女の命を狩る。そして、大切な存在を守ることのできなかった無力さをこの子供に与えてから殺す。
殺人者はそんなことを考えながら一歩、一歩と兄妹に向かっていく。両手を広げ、妹の盾になる兄。そんな彼を排除するために殴り飛ばそうとしたところで殺人者は兄の瞳に映る己の姿を目にした。

以下略



777:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/09(日) 02:00:46.55 ID:mKencdZC0
?「……行け」

兄エルフ「……えっ?」

?「さっさと行けと言っている! 僕の気が変わらないうちに、どこへでも消えろ!」
以下略



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