過去ログ - エルフ「……そ〜っ」 男「こらっ!」
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788:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/09(日) 23:19:18.36 ID:mKencdZC0
男(……この状況は少しまずいな。最初に比べてみんなの足取りが重くなってる。このままじゃ、予定より遅れて前線に到着することになる。ただでさえ補給物資が足りていないのに僕たちまで遅れることになったらどうなることか。
 明らかに兵たちの士気が落ちる。しかも、空腹でまともに戦闘も行えなくなるだろうし、何より内輪もめの原因にもなりかねない)

 皆の様子をジッと見つめながら男は新兵たちの心配をするより、合流することになる前線の兵士たちの心配をしていた。内輪揉めなど起こして、部隊が瓦解し、その隙を突かれて全滅なんてことになったら何のために今まで努力してきたのかわからないからだ。
 だが、ここで自分が皆に行進の速度を上げる指示を出したところで誰も彼の言うことを聞かないであろうことは男自身が理解していた。
以下略



789:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/09(日) 23:21:03.97 ID:mKencdZC0
男「男騎士、少しいい?」

男騎士「ん? どうした……」

男は男騎士を呼び寄せると、自身の考えている懸念を語った。そして、リーダーとしてみんなを纏めて欲しいという願いも。
以下略



790:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/09(日) 23:23:47.18 ID:mKencdZC0
確かに、これだけの人数になると顔は知っていても実際に関わりを持っていない人も多いだろう。特に、女性の兵士などは訓練での付き合いはともかく個人的な関わりなど皆無といってもいい。
なら、男騎士の言うように誰かもうひとりまとめ役を選ぶとすれば、女性兵士の中からそれなりに顔が広く、かつ責任感があってこの状況でも冷静さを保てている人物が好ましい。
そこまで選択を絞込み、再び男は周りを見渡した。

男「……あ」
以下略



791:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/09(日) 23:24:31.77 ID:mKencdZC0
今日はここまでで。おやすみなさい。


792:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/09(日) 23:37:15.86 ID:eZl74uduo
おつ
無理せんように頑張ってねー


793:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/10(月) 00:24:06.38 ID:zIF3fXIio

続き待ってる


794:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/10(月) 01:06:03.12 ID:BhYUZzDto
乙でした


795:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/10(月) 01:17:25.48 ID:dLKZ7V09o



796:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/10(月) 20:56:01.12 ID:T2FNwHFn0
>>792 793 794 795
ありがとうございます。続きの方頑張って書かせていただきます。

今日は10時くらいからの更新になるかと思います。ストックはないので、書きながらの投稿になりますがどうぞお付き合いください。
それと、誤字脱字などが出てしまって申し訳ありません。脳内補完でこれじゃないか? と思う言葉にしていただけるとありがたいです。


797:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/10(月) 22:05:23.09 ID:T2FNwHFn0
男「ごめん、ちょっといいかな? 相談したいことがあるんだけど」

女騎士「なんだ?」

どこか硬い空気を漂わせながら女騎士は男の呼びかけに応えた。
以下略



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