過去ログ - エルフ「……そ〜っ」 男「こらっ!」
1- 20
804:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/10(月) 22:56:19.22 ID:T2FNwHFn0
なんだか、自分が悪くなったような気がした男騎士は思わず女騎士に謝った。そんな二人の様子を苦笑しながら男は見ていた。そして、先ほどの男騎士と同じように女騎士にもお礼の言葉を述べた。

男「女騎士も協力してくれてありがとう。おかげで助かったよ」

女騎士「私は私に出来ることをしただけだ。別に特別なことをしたつもりはない」
以下略



805:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/10(月) 23:05:21.40 ID:T2FNwHFn0
男騎士「そうだよな〜。男はまだまだ皆に対して壁があるんだよな。俺とは文字通り苦楽を共にしてきたから遠慮なんてほとんどないけど、他のやつに対してはそうじゃないからな〜」

いつかのようにそう話す男騎士。そして、その指摘が事実なため言い返すことができない男はムッとし、男騎士に文句を言う。

男「確かにまだ壁があるって言われればその通りだけど。でも今更仲良くっていうのもなんだか変な気もするっていうか……。それに、僕は別に困っていないんだからいいだろ?」
以下略



806:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/10(月) 23:19:26.41 ID:T2FNwHFn0
男「別にそうじゃないけど。ただ、最初の頃は僕人との関わりを避けていたから今更みんなと仲良くなるのもどうかなって思ったんだ。それだったら、希薄な関係性でも力を合わせるところだけ協力すればいいかなって思ってて……」

言葉にするとなんとも情けない言い訳である。まるで、子供が意地を張って、それをいつまでも引っ込めることができなくなっているようだった。
 そんな男の考えを聞いた女騎士はしばらく思案していたが、やがて男の前に手を差し出しこう告げた。

以下略



807:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/10(月) 23:20:24.26 ID:T2FNwHFn0
そして、男騎士からのエールを受け取った男は改めて女騎士が差し出した手と彼女の真剣な表情を見返し、

男(そうだね……。男騎士の言う通りだ)

 大切な存在を自分の手で守ると改めて決意し、女騎士の手をそっと握り締めた。
以下略



808:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/10(月) 23:22:52.92 ID:T2FNwHFn0
今日はここまでで。明日は書けるようなら続きを書きます。


809:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/11(火) 00:05:34.33 ID:CeN5j3uWo

最後の握手までのシーンが、脳内ですごく綺麗に再生された


810:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/11(火) 00:30:30.25 ID:ahqUjWOPo



811:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/11(火) 00:34:26.32 ID:v9JZvLSq0

after story かしまし少女、二人、良かったよ!リクエストした甲斐があった。また今夜から本編追っかけるぜ!
ところで作品の投下ってここだけ?他の作品をピクシヴとか他媒体には出してないの?


812:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/11(火) 12:29:49.94 ID:SYDK+Y0i0
>>809
ありがとうございます。脳内で再生されてよかったです。

>>810
ありがとうございます。
以下略



813:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/11(火) 18:14:01.02 ID:OvkEJdci0
>>812
了解っす。気に入った作家さんの作品は色々読んでみたいと言う事で。
どこかで宣伝よろ


814:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/12(水) 00:32:50.69 ID:czMDyijN0
>>813
そうですね。では、男の過去〜戦争編〜を書き終わったら少しですが宣伝させていただきます。

さて今から少しの間ですが続きを書いていこうと思います。先に少しだけ書いていたのでそれを載せて続きを書いていて眠気が限界に達したら終わります。


1002Res/678.92 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice