過去ログ - エルフ「……そ〜っ」 男「こらっ!」
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840:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/15(土) 23:22:43.32 ID:hPuuzhub0
……



男たちが北方の前線へと配属されてから二ヶ月の時が過ぎようとしていた。絶望の初陣を終えたあと、大きな戦闘が二、三度ほど行われたが基本的には互いに睨み合いを続け、たまにある小競り合いで負傷者を出しながら相手の様子を伺うという膠着状態が続いていた。
 その間にも何名もの兵士たちが犠牲になっており、北方へと配属された新兵の数は今や数える程まで減ってしまっていた。
 また、膠着状態が続いているといってもいつ本格的な戦闘が始まるかわからないという緊張感からストレスが溜まり、兵士たちの心は限界まで擦り切れてしまっていた。そして、その結果どのようなことが起こったかといえば……。

男兵士A「おらっ! とっとと来い!」

男兵士B「おいおい、あんまり乱暴にすんなよな。こんなんでも今の俺らには大切な捌け口なんだからよ」

女エルフ「離せっ! この薄汚い人間が!」

男兵士A「うるっせえ! 黙れよこの牝豚が! てめえは大人しく俺らの言うことを聞いていればいいんだよ!」

 生け捕りにした女エルフの髪を掴み、乱暴に己に割り当てられた建物へと連れて行く兵士。エルフ側の情報を引き出すという拷問≠ニいう名目でのストレス発散がこの後行われることは誰の目にも明らかであった。



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